食べ物でアトピーが悪化してしまう・・・。アトピーでも食べられる食材って何があるの?
こんな悩みを解決します。
✔本記事の内容
- アトピーを悪化させない食材、悪化させる食材
- おすすめ宅食
✔本記事を書いた人
この記事を書いている私は、アトピー歴26年のIT系会社員。
食事や生活習慣の改善を行い、現在アトピーを湿疹のない状態まで改善しています。
参考:ひどいアトピー性皮膚炎だった私が食事と生活改善でアトピーを改善させた方法
今回は、アトピーさんが控えるべき食材、食べていい食材についての解説と、
めんどうな時でも手軽に体にいい食事を届けてくれる宅食をご紹介します!
アトピーさんが控えるべき食材、食べていい食材
アトピー性皮膚炎の悪化原因には以下のものがあります。
- ダニ・ハウスダスト
- 汗
- ストレス
- 食事
- 皮膚への刺激(花粉など)
など
この中で、すぐに改善できるのは食事です。
まずは、アトピーを悪化させる要因となる食べ物を体に入れないようにして、できるだけ「食べていい食材」で食事を構成するようにしましょう。
アトピーさんが控えるべき食材
白砂糖を含む食品
代表的な、アトピーでなくても健康によくないとされている食べ物です。
その中でも白砂糖は、外食やコンビニの食事、パン、インスタント食品、もちろん甘いもの全般に含まれています。
白砂糖はビタミン、ミネラルがほとんど含まれていないため、白砂糖自身を分解するためにほかの食事からとったビタミン、ミネラルを消費してしまうのです。
ビタミン、ミネラルが失われてしまうと丈夫な皮膚を作ることができず、炎症を起こしやすくなります。
料理に使う際は、生成されていないてんさい糖やきび砂糖などの、茶色い砂糖がおすすめです。
かゆみを引き起こす「ヒスタミン」を含む野菜、果物
「アトピーには野菜がいい!」
「白砂糖で甘くしてあるのはだめでも、果物のような自然な甘味はいいんでしょ?」
「トマトって美肌になるってTwitterで見た!」
ちょっと待って!
実は、野菜には、「ヒスタミン」というかゆみを引き起こす成分が含まれているものがあるんです。その野菜は以下のもの。
- ヒスタミンを含む野菜、果物
ほうれん草、サトイモ、茄子、タケノコ、トマト、バナナ、パイナップル、キウイ、ピーナツ、アーモンド
アトピーが治まってきていれば多少は問題ありませんが、ひどいときには避けるのが無難です。
マヨネーズや脂身などの油脂が多いもの
先ほど紹介したヒスタミンは、体内で生成される場合があります。
それは高脂肪の食事をとった時。
揚げ物や、バターを大量に使った食べ物、コンビニの総菜全般はできるだけ食べないようにしましょう。
アトピーさんが食べてもいい食材
アトピー性皮膚炎の悪化を抑制、皮膚の状態を改善するためには、以下の3つを意識する必要があります。
- ビタミン、ミネラルを積極的に摂取する
- 腸内環境を整える
- ヒスタミンの入った食べ物をとらない
この3つの条件を満たす食材を紹介します!
野菜
「控えたほうがいい食材」で一部の野菜を紹介しましたが、アトピーさんは野菜中心の生活を心がけるべきです。
野菜の中でも特におすすめな食材をピックアップします。
- にんじん
にんじんに含まれるβ-カロテンは体内でビタミンAに変換され、肌の健康を維持します。また粘膜や皮膚の健康維持を助ける「亜鉛」も含まれています。 - 小松菜
コラーゲンの主成分である「プロリン」が含まれています。他にもβ-カロテンやビタミンCなど、肌の健康を促進する成分が含まれています。 - かぼちゃ
β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEが含まれており、皮膚の健康維持を助け、しみ、日焼け予防効果があります。アトピーの塗り薬には、紫外線にあたるとしみになりやすいものもありますから、積極的に摂りたい食材です。 - たまねぎ
たまねぎには血液をサラサラにする「アリシン」に加え、肌の老化を予防する「ケルセチン」という成分が含まれています。何にでも使える食材な上に日持ちするので、常備しておきましょう。
発酵食品
みそ、お漬物、納豆など、発酵食品に含まれる菌は腸内環境を整えてくれます。
腸内環境が整うとアレルギー症状やアトピーの症状が改善に向かうことが明らかになっているので、発酵食品は日々の食事に積極的に取り入れていきましょう。
魚や肉の赤身
一番いいのは白身魚です。
症状がひどいときは赤身よりも白身の魚を食べるようにしましょう。
カツオ、マグロ、ブリなどの魚にはかゆみを引き起こすアレルゲン「ヒスタミン」が含まれていますから、注意してください。
肉は症状がひどいときにはできるだけ避けるべきですが、治まってくれば肉の赤身だけを少しなら問題ありません。
海藻類
海藻類にはαーリノレン酸という、アレルギーを抑える成分を体内で作ってくれる成分が含まれています。
乾燥わかめをスープに入れる、海藻サラダにするなど、手軽にできる方法で積極的に海藻類を摂りましょう!
アトピーさんにおすすめな、選べる宅食3選
これまで「控えるべき食材」「食べてもいい食材」を紹介してきましたが、これらを気にしながらの自炊はかなり困難です。
ある程度の条件を抑えつつ、自分が「美味しい」と思える食事でなければ、ストレスが溜まってしまいますよね。
料理がきっかけでストレスが発生しては元も子もありません。
私はそのストレスが原因で、これまで数えきれないほどコンビニのホットスナックやジャンクフードをドカ食いしてしまいました。
大切なことは、完璧にやろうとするのではなく、ある程度自分を甘やかしながらでも継続することです。
週に1~2度は自炊をお休みする日を作るだけでも、かなり気持ちは楽になります。
そんな「週に1~2度の自炊のお休み」を手助けしてくれる宅食サービスをご紹介します!
添加物不使用の健康宅配食サービス「FIT FOOD HOME」
メニュー | おかず+主食 |
料金 | キレイミール:5食 \ 3,800、10食 ¥6,700(ともに税抜き) ヘルスミール:5食 ¥3,300、10食 ¥5,700(ともに税抜き) |
保存方法 | 冷凍 |
送料 | 無料 |
FIT FOOD HOMEは、添加物不使用にこだわる宅配食事サービスです。
運営会社「TAVENAL」はオリーブオイルでマヨネーズを作ったり、インフォメーションテクノロジーの力を駆使して限りなく栄養バランスをよくしたお弁当を作り上げるなど、とにかく「健康的な食事」へのこだわりがすさまじい会社です。
すべての食事の原材料、アレルギー成分、栄養バランスがわかりやすく開示されていますから、アトピーさんでも安心して食べられます。
こだわり抜いた栄養バランスは、FIT FOOD HOMEのミールの詳細のページでも閲覧可能です。一部抜粋します。
こんなにわかりやすく丁寧にカロリーや栄養分を教えてくれるので、ダイエットにも効果的です。
そんなFIT FOOD HOMEが販売している宅食の中で私がアトピーさんに特におすすめするのは以下の2つのコース。
- キレイミール
- ヘルスミール
です。
キレイミールでは「生きたまま腸に届く善玉菌と、それらのエサとなる食物繊維やオリゴ糖等を一緒に摂取できる「シンバイオティクス」を実現」しています。まさに、腸内環境の改善が必要なアトピーさんにピッタリな内容ではないでしょうか。
ヘルスミールでは、「動物性・植物性のたんぱく質をバランスよく配合し、低脂質・低塩分でありながらビタミンやミネラルなど1食で総合的に栄養補給」できます。低脂質は、脂質を摂りすぎるとかゆみを促進してしまうアトピーさんにうってつけです。
キレイミールは5食で3,800円、1食に換算すると760円と宅食にしてはややお高めですが、アトピーに配慮した食事をコンビニで揃えようとすると大体800円くらいかかります。
以下はあるとき私がローソンで揃えたランチです。
- 海藻と大根のサラダ(\198)
- サラダサーモン(\348)
- おにぎり(\110)
- インスタント味噌汁(\158)
計\841円です。
これでも結構味気ない食事だったので、それに比べればFIT FOOD HOMEの宅食のほうが献立のバリエーション豊富で栄養バランスも整っているので、自炊のやる気が出ないときはおすすめです。
まとめ:宅食を活用しつつ、無理なく食事改善しよう!
アトピーさんの食事改善は、3歩進んで2歩下がる、とても長く険しい道のりです。
食事改善の他にも、気をつけなければならないことはたくさんあります。
ストレスで自分の体をいじめてしまう前に、宅食で一休みしましょう。
食事改善は続ければ続けるだけ、皮膚も、そして心も強くなっていきますよ!
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